- 全ての君の想いに告げた
- レディは雲の上で殺された
- オフィーリアの光を浴びて
- 庭に埋めて毎日僕に水をちょうだい
- 痛いほどの思いで泣くほど愛して
- 早く殺して安らかな眠りにつきたい
- 殺された私を君の庭に埋めて
- 水をちょうだい、温かく痛いほどの思いで
- 泣くほど愛してはやく殺して
- 眠りにつきたい、水に沈むように静かに
- 触れて、根底の鼓動
- 夢に出てくるあなたはずっと泣いている
- 一緒に死ぬしかない
- 朝日、暖かな日差し、柔らかな光に包まれる
- 幸せと目を瞑る君の額に唇を寄せて
- 愛していたよ、愛しているよ
- 温かいし幸せだねとあなたは泣く
- そうですね、そうですね、貴方がいるからですね
- 「このままずっとふたりでいれたらいい」
- 人間らしく醜く生に縋って死を恐れながら生きて
- その温かさに触れてみたい
- 死ぬために愛する
- 最期の人があなたであれ
- 死に一番近いのは愛である
- 性行為中に死にたくなる
- 全てを背負いこんで八方塞
- 七数え軒先で泣く四十雀
- 燃立つ唐紅の西方
- 水は囂々と叢雲の雨
- 尾根、霞かかる春の候
- あなたのこころの深潭
- 伏し目がちな君と風鈴
- 川底の流れと雪椿
- 枝垂柳の下でもう一度
- 切なさをつめこんで恋い焦がれ
- 凛とした背に愛の言伝
- 影と月下でかくれんぼ
- 夏祓、想いも共に流れてしまえば
- 一億の星になる
- 星空のゆくえ
- 花を吐いて嘘をついて、それでも愛することをやめられない
- ぽっかり空いた心の溝を埋めたくて
- ああこれだから、ぼくもにんげん
- さみしい夜に声を殺してあなたの名前を呼ぶ
- 一億の寂しさを背負って寂しい夜にひとりきり
- 結局友達にも恋人にもなれなかったね
- 心が手に入らないのなら、これほど苦しいことは無し
- 貴方はやさしいうそつき
- 心行くまで愛して欲しい
- わたしが望むことなどさほど多くはないから
- 怖気付くのはこれで最後にして
- 金魚鉢の中で優雅でいるように、いつ如何なる時も愛らしくあれ
- するりと手からすり抜けていくように、誰のものともならぬ君であれ
- 全ては灰燼に帰す、全ては無に帰す
- 痕跡も残さず闇に包まれ、静かに目を閉じて眠るだけ
- 神無月の末日、霧かかる人影
- あなたは赤い目をしていて、夜を食らう亡者のようだ
- さらば生温かな揺れる日々よ
- 手招きをするかみさま
- 先へ行ってはならない
- 亡くしたふるさと
- あの空に帰ろう
- この世でいちばん美しいもの
- 水に花葬
- 涙に濡れた赤色
- 来年もここに来ましょうと言う、あなたの言葉を待ち続けて
- 色褪せた感情